アイラト株式会社、厚労省推進の「医療分野における業務効率化・職場環境改善支援事業」解説を公開開始ー放射線治療計画デザインAIの社会実装を見据えた、実効性の高い「効率化計画」策定に向けてー

アイラト株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:木村 祐利、角谷倫之 以下「当社」)は、厚生労働省が推進する「医療分野における業務効率化・職場環境改善支援事業」の概要に基づき、放射線治療現場における勤務環境改善のポイントおよび、最新テクノロジーを活用した業務効率化の考え方についての解説を公開いたします。

医療分野における業務効率化・職場環境改善支援事業について|厚生労働省

厚労省の補助金を活用して業務効率化に取り組む医療機関に対し、放射線治療計画AIの導入に向け、実行性の高い「効率化計画」の策定の支援が可能となりますので、ぜひ本事業をご活用ください。アイラト株式会社は今後も、医療従事者の勤務環境改善と医療の質向上の両立に貢献してまいります。

■ 医療現場を取り巻く課題と本事業の位置づけ

厚生労働省が本事業を開始した背景には、医療機関が直面している「長時間労働の抑制」と「医療クオリティの維持」という課題があります。2024年4月に医師の働き方改革の新制度が適用されたことに伴い、「医療分野における業務効率化・職場環境改善支援事業」として国が専門のアドバイザー派遣やノウハウ提供を通じて支援が行われることになりました。

特に、専門性の高い医師に集中している業務を整理し、ICTやAI等の活用によって「タスク・シフト/シェア」や「業務の抜本的な効率化」を推進することが、重点的な取り組みとして位置付けられています。

■ アイラト株式会社による情報提供・計画策定のサポートについて

当社は、放射線治療の現場負担を劇的に軽減することを目指し、AIを活用した「放射線治療計画AI支援ソフトウェア」の開発を進めております。

現在、本ソフトウェアは薬事申請中ですが(※2026年3月12日現在)、当社では開発過程で得た知見や実証データに基づき、本支援事業を活用して将来的な実装を目指す医療機関様に対し、「効率化計画」の構成案作成や、導入による期待効果の定量シミュレーション作成において、専門的な知見からサポートを提供いたします。

また当社は、放射線治療における輪郭描出(contouring)、治療計画立案(treatment planning)、品質保証(QA)といった主要プロセスそれぞれの効率化を見据えた技術開発を進めており、これらのプロセスを一体的に最適化する観点から業務改善の方向性をご提案することが可能です。これにより、医療従事者の勤務環境改善と治療の質の維持・向上の両立を目指します。

■本支援事業の活用をご検討いただきたい医療機関

本支援事業の活用および当社のサポートは、特に以下のような医療機関に推奨されます。

・放射線治療計画作成に多くの時間を要し、業務負担の軽減を検討している医療機関
・医療従事者の働き方改革や勤務環境改善に取り組みたいと考えている医療機関
・放射線治療の質を維持・向上させながら業務効率化を進めたい医療機関
・厚労省「医療分野における業務効率化・職場環境改善支援事業」への申請を検討している医療機関
・AIなどの新しいテクノロジーを活用した医療DXに関心のある医療機関

■ 放射線治療現場における「効率化計画」策定の重要性

放射線治療における治療計画の策定(デザイン)業務は、極めて高度な専門性と多大な時間を要し、医師の大きな負担となっています。本事業の趣旨に沿った職場環境の改善を進めるには、こうした特定業務の負荷をテクノロジーによっていかに軽減するかを、あらかじめ計画に盛り込むことが不可欠です。

・業務負荷の可視化: 治療計画策定に要する時間の現状把握と、削減可能時間の特定

・次世代技術の導入ロードマップ: 薬事承認を見据えた「放射線治療計画AI支援ソフトウェア」等の導入による、業務フローの再構築

・定量的メリットの試算: AI技術の活用によって、将来的にどれほどの「医師の作業時間」が削減可能かのシミュレーション

本支援事業の活用には、厚労省へ実効性のある効率化計画を提出することが必要です。活用を希望される病院の皆様におかれましては、まずは制度の活用方法や技術動向に関する情報交換から、お気軽にご相談ください。

■お問合せ方法

本取り組みに関するご相談は、放射線治療を実施している医療機関関係者の方を対象としております。専用フォームまたはQRコードよりお問い合わせください。