アイラト、第3回東北テックプラングランプリで最優秀賞を受賞!AI技術で放射線治療の革新を加速

AI技術による放射線治療計画支援ソフトウェアの開発・事業化を行うアイラト株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:木村 祐利、角谷 倫之)は、2025年11月8日(土)に開催された「第3回 東北テックプラングランプリ」(主催:株式会社リバネス、特別共催:株式会社みずほ銀行)において、最優秀賞を受賞いたしました。

本大会は、東北を重点地域とし、地域が蓄えてきた豊かな自然資源・研究成果・技術ポテンシャルを、産業への実装へと結びつける“ディープテック”プラットフォーム「TOHOKU TECH PLANTER(東北テックプランター)」の一環として開催され、情熱をもって東北から科学技術で世界を変えようとするチームを支援するものです。県内外の有力企業や支援機関との連携を通じ、ロールモデルとなるベンチャー創出を目的としています。

受賞背景

今回の受賞は、アイラトが開発するAI搭載の放射線治療計画支援ソフトウェア「RatoGuide(ラトガイド)」の技術的独自性および社会的インパクトが高く評価されたものです。

同サービスは、従来6時間以上かかっていた放射線治療計画の作成をAIによって約30分に短縮する技術を搭載し、放射線治療の均質化・効率化を実現します。

これにより、医療従事者の業務負担軽減と治療精度の向上を両立し、がん治療の質の向上に寄与することを目指しています。

代表取締役 角谷倫之 コメント

この度の受賞は、放射線治療現場の課題をテクノロジーで解決したいという私たちの挑戦に対してご評価をいただいた結果だと感じています。今後も、臨床現場で本当に役立つAI技術の社会実装を通じて、すべてのがん患者が最適な治療を受けられる未来の実現を目指してまいります。

東北テックプラングランプリ 概要